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多機能メディアプレイヤー「MusicBee」がv3.0に、ユーザーインターフェイスを刷新

Windowsプラットフォームで最も高い人気を誇るメディアプレイヤーのうちの1つ

「MusicBee」v3.0.5973

 多機能なライブラリ型メディアプレイヤー「MusicBee」の最新版v3.0.5973が、11日に公開された。Windows Vista/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。なお、利用は個人目的に限られるので注意。

 「MusicBee」は、CDのリッピングや各種フォーマットへのエンコード、タグ情報の編集といった機能を取り揃えた多機能なメディアプレイヤー。CDデータ比較用データベースサービス“AccurateRip”と連携した高品質なリッピングが可能なほか、ASIOドライバーを使った高音質な楽曲再生にも対応する。

 そのほかにも、アートワークを検索・ダウンロードする機能や、音声共有サービス“SoundCloud”内の音声ファイルを検索・再生する機能、「Winamp」用の出力プラグインやVSTプラグインを利用する機能を備えており、Windowsプラットフォームで最も高い人気を誇るメディアプレイヤーのうちの1つだ。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、ユーザーインターフェイスが刷新され、カスタマイズとレイアウトの変更がより柔軟に行えるようになった。また、パフォーマンスの向上も図られており、特に巨大なライブラリでは効果を実感できるという。

再生画面
[ミュージックエクスプローラ]画面

 なお、旧バージョンの設定の多くはアップグレードの際にそのまま引継ぎできるとのこと。ただし、パネルのレイアウトは初期化される。また、スキンやプラグインのほとんどもこれまで通り動作するが、新しいGUI部分に関してはスキンが適用されないほか、“Last.fm”に関連する2つのプラグインが動作しないという。

ソフトウェア情報

「MusicBee」
【著作権者】
Steven Mayall 氏
【対応OS】
Windows Vista/7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用のみ、寄付歓迎)
【バージョン】
3.0.5973(16/05/11)

(樽井 秀人)