ニュース

Webブラウザー「Vivaldi」にマイナーアップデート、脆弱性を1件修正

アドレスバーのURLを偽装できてしまう“アドレスバー スプーフィング”

 ノルウェーのVivaldi Technologies ASは7日(現地時間)、Webブラウザー「Vivaldi」v1.0.435.42を正式公開した。不具合1件と脆弱性1件を修正したマイナーアップデートとなっている。

 今回修正された脆弱性は“アドレスバー スプーフィング(なりすまし)”と呼ばれるもので、アドスレスバーに偽のURLを表示できてしまうというもの。アドレスバーで不審なWebサイトを見分けるのが困難になるため、パスワードの詐取などに悪用される恐れがある。

 「Vivaldi」はWindows/Mac/Linuxに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトから32bit版と64bit版を無償でダウンロードできる。

 なお、すでに利用している場合は自動更新機能を利用して最新版へアップデートすることも可能。アップデートを手動でチェックするには、画面左上の「Vivaldi」アイコンをクリックすると現れるメインメニューで[ヘルプ]-[アップデートを確認]コマンドを選択すればよい。

アップデートを手動でチェックするには、画面左上の「Vivaldi」アイコンをクリックすると現れるメインメニューで[ヘルプ]-[アップデートを確認]コマンドを選択すればよい

ソフトウェア情報

「Vivaldi」
【著作権者】
Vivaldi Technologies AS
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.435.42(16/04/07)

(樽井 秀人)