ネット決済をより強力に保護する「ESET Smart Security」v9.0が公開

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　キヤノンITソリューションズ（株）は17日、セキュリティソフト“ESET”シリーズのWindows版へ、最新版となるv9.0を提供開始し、同日Windows用統合セキュリティ対策ソフト「ESET Smart Security」v9.0の体験版を公開した。「ESET Smart Security」は64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しており、現在30日間全機能を無償で試用できる体験版が同社のWebサイトからダウンロード可能。

“インターネットバンキング保護”から開かれたWebブラウザー。通常のウィンドウのふちに緑色の枠がついている

　v9.0では、新たに“インターネットバンキング保護”機能が追加された。専用のツールを利用することで、銀行取引やショッピングの決済ページなどにアクセスした際、キーボードから入力されるパスワードやクレジットカード情報などを暗号化し、キーロガーなどに盗み取られるのを防いでくれる。本機能は、「Internet Explorer」v8以降・「Firefox」v24以降・「Google Chrome」v30以降に対応。

　また、ボットネットプロテクション機能の強化も行われている。従来はPC上で動作するプロセスと外部の通信を監視することでボットを検出していたが、不正な通信パターンを定義したデータベース“ネットワークシグネチャー”を加えて利用することで、より確実な検出・遮断が可能になった。

　「ESET Smart Security」の製品版は、Windows/Mac/Androidいずれか1台に“ESET”シリーズをインストールできる「ESET パーソナル セキュリティ」、およびWindows/Mac/Android合計で5台までインストールできる「ESET ファミリー セキュリティ」が販売されている。ダウンロード版の「ESET パーソナル セキュリティ」1年版の価格は3,200円（税抜き）、「ESET ファミリー セキュリティ」1年版の価格は5,800円（税抜き）となっている。