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“ストリーミング圧縮”モードを搭載したリモートPC操作ソフト「Mirror-DTC」v1.3.0

動画視聴に耐えうる画質を維持しつつ快適なデスクトップ操作に必要なデータ圧縮を実現

「Mirror-DTC」v1.3.0(クライアント)

 クロスプラットフォーム対応のリモートPC操作ソフト「Mirror-DTC」の最新版v1.3.0が、2月29日に公開された。現在、作者のWebサイトから無料でダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 「Mirror-DTC」は、Windows/Mac/Ubuntuに対応するリモートデスクトップソフト。クライアント機能のみであればAndroid端末でも利用できる。デスクトップ操作向けと動画視聴向けの2種類の圧縮モードを搭載するほか、リアルタイム性の高いUDP接続と信頼性重視のTCP接続が選択可能。ネットワーク負荷を低く抑えられるECOモードなども搭載しており、さまざまな用途へ柔軟に対応できるのが特長だ。

 今回のアップデートでは、デスクトップ操作と動画視聴の双方でより高い圧縮率を期待できる新しい圧縮モード“ストリーミング圧縮”が追加された。

 “ストリーミング圧縮”は、従来の動画視聴モード“映像圧縮”に“動き補償”機能を加えた圧縮形式。“動き補償”とは、映像の動きを検出してその部分だけを効率的に圧縮する技術で、デスクトップのウィンドウ移動やスクロールなど、変化の少ない映像の圧縮に向いている。また、動きが激しい部分については自動的に画質を落とすことでも圧縮率を向上させているとのことで、動画視聴に耐えうる画質を維持しつつ、快適なデスクトップ操作に必要なデータ圧縮と転送量の削減を実現している。

 ただし、“ストリーミング圧縮”は処理の負荷が若干高くなっているとのこと。CPU負荷が気になる場合は、従来の“デスクトップ圧縮”と“映像圧縮”を使い分けるとよいだろう。

「Mirror-DTC」v1.3.0(サーバー)
接続画面。新しい圧縮モード“ストリーミング圧縮”が追加

 また、さまざまな改善によりエンコード・デコード処理が高速化。特にWindows版ではデスクトップのキャプチャーにWindows 8で追加された“Desktop Duplication API”を使用するようになった結果、従来版では15fps程度でしか行えなかった全画面キャプチャーが、最新版では60fps程度で行えるようになっているという。そのほかにも、Windows版簡易サーバーの強化により、管理者権限で起動しておけばUACダイアログのリモート操作が行えるようになっている。

 なお、これらの改善の恩恵を受けるには、サーバー・クライアントともに最新版を利用する必要があるので注意。

ソフトウェア情報

「Mirror-DTC」Windows版
【著作権者】
T.Ishii 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vistaから10まで
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3.0(16/02/29)