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ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」v2.0.2が公開、18件の脆弱性が修正

旧安定版v1.12系統にも脆弱性を修正した最新版v1.12.10が登場

「Wireshark」v2.0.2

 Wireshark Foundationは26日、オープンソースで開発されているパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v2.0.2を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 今回のアップデートではMicrosoftの署名要件に合わせ、Windows版のインストーラーがSHA-1/SHA-256の両方で署名されるようになったほか、18件の脆弱性が修正された。そのほかにもプロトコルのアップデートや不具合の修正が行われている。

 なお、同日付けで「Wireshark」の旧安定版v1.12系統にも新バージョンとなるv1.12.10がリリースされている。v1.12.10でも7件の脆弱性が修正されているので、利用中のユーザーはアップデートを怠らないようにしたい。

ソフトウェア情報

「Wireshark」安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/10など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.2(16/02/26)

(樽井 秀人)