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「EmEditor」v15.8.0、「Excel」のようにデータを扱える“CSV セル選択モード”を追加

アドレス空間配置のランダム化(ASLR)を有効にするなどのセキュリティ改善策も

「EmEditor Professional」v15.8.0
「Excel」のようにデータを扱えるようにする“CSV セル選択モード”

 (株)エムソフトは16日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v15.8.0を公開した。今回のアップデートでは、CSV/TSV/DSVデータの編集機能に“セル選択モード”が追加。個々のデータを“セル”として選択できるようにしたことで、表計算ソフトのような使い勝手を実現している。

 「EmEditor」には、カンマ区切りやタブ区切りのテキストデータを扱うための編集モードが備わっている(CSVモード)。このモードを有効化すると、個々のデータを行と列で管理して、フィルタリングや並び替え、矩形選択による編集などが行えるようになる。つまり、「EmEditor」をCSV編集ソフトのように扱えるというわけだ。

 今回追加された“セル選択モード”は、この機能をさらに強化したもの。このモードを有効化すると、個々のデータを表計算ソフトでいうところの“セル”として扱えるようになる。選択された“セル”が緑色にハイライトされ、キーボードの矢印キーで上下左右に選択の移動が可能となる。

 選択した“セル”の値は、マウスのダブルクリックや[Enter]キーで“セル編集”コマンドを実行することにより、編集が可能な状態となる。「Microsoft Excel」でもおなじみの操作なので、表計算ソフトの扱いに慣れた人にはわかりやすい。もちろん、複数の“セル”を選択した状態で“セル編集”を実行すれば、まとめて値を編集することもできる。

 そのほかにも、[行カット][行コピー][行削除]の各コマンドが複数行選択時にも利用できるようになった。これらのコマンドは、エディターの左端や行番号の右クリックメニューなどからもアクセスできる。

 また、実行ファイルにおける共有セクションの使用を完全に取りやめる、アドレス空間配置のランダム化(ASLR)を有効にするなどのセキュリティ改善策も盛り込まれているという。

 「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は、1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
【ソフト種別】
シェアウェア(通常ライセンスは4,800円、永久ライセンスは18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
15.8.0(16/02/16)