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パスワード管理ツール「LastPass」がv4.0に

ユーザーインターフェイスの刷新、緊急アクセスや共有センターの追加など

「LastPass」v4.0

 米LastPassは5日(現地時間)、マルチプラットフォーム対応のパスワードマネージャー「LastPass」の最新版v4.0を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンではパフォーマンスやセキュリティの改善に加え、新しい要素がいくつか盛り込まれている。

 まず目につくのは、インターフェイスが刷新されたことだろう。大胆な色遣いにシンプルなナビゲーション、大きなアイコン、タイルなど、最近のトレンドとなっているモダンなデザインを取り入れており、より親しみやすく、直感的に扱えるようになっている。

 また、“Emergency Access(緊急アクセス)”と“Sharing Center(共有センター)”と呼ばれる機能が新たに追加されたのも大きな変更点。

 “緊急アクセス”機能とは、ユーザーに不測の事態が生じた際、あらかじめ指定した他のユーザーが“vault(保管庫)”へアクセスできるようにする機能。信頼できる家族や友人にWebサービスの管理・退会などを託したい場合や、何らかの伝言を残したい場合に利用できるだろう。

 緊急の連絡先は複数登録可能。緊急の連絡先に登録されたユーザーが“緊急アクセス”を要求するとデータの所有者にそれが通知され、あらかじめ設定した待期期間内に応答がないと、“保管庫”の内容が開いてユーザーに開示される。“保管庫”のデータはローカルで暗号化されたうえで「LastPass」に同期される仕組み。暗号データを復号するには、緊急の連絡先に登録されたユーザーにのみ知らされるカギが必要で、第三者の目に触れることはない。

 もう1つの“共有センター”は、他のユーザーと共有したパスワードやノート、共有フォルダーなどを一元管理できる機能。だれがどのパスワードやノートへのアクセス権を持っているかをチェックしたり、新しいアイテムを共有したり、特定のユーザーのアクセス権を削除したりすることができる。

“Emergency Access(緊急アクセス)”機能
“Sharing Center(共有センター)”機能

 なお、v4.0へのアップデートは数週間以内に自動で行われる予定。自動アップデートを待てないユーザーは、公式サイトから最新版をダウンロード・インストールすることでv4.0への切り替えが可能だ。また、何らかの理由でv3.0を使い続けたいユーザーのためにv3.0とv4.0を切り替える機能も用意されている。ただし、v3.0は今後数カ月にわたって段階的に廃止される予定なので、なるべく早めにv4.0への移行を済ませておくとよいだろう。

ソフトウェア情報

「LastPass」
【著作権者】
LastPass.com
【対応OS】
Windows/Mac/Linux/iOS/Androidなど
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0(16/01/05)