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GitHub、コードエディター「Atom」v1.3を公開。インストール不要のポータブル版を追加

起動や検索・置換の速度も大幅に向上

「Atom」v1.3.0

 米GitHub Inc.は11日(現地時間)、オープンソースのテキストエディター「Atom」の最新正式版v1.3.0を公開した。Windows/Linux/Macに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから最新版のv1.3.1が無償でダウンロードできる。

 v1.3では、ユーザーからの要望が多かったポータブルモードを搭載。インストール不要で利用できるポータブル版がWindows/Linuxで利用できるようになった。また、アプリケーションフレームワーク「Electron」がv0.34.3へとアップデートされ、Windows環境で発生していたいくつかの不具合が修正されている。

 そのほかにも、ネイティブコンパイルキャッシュ、テキストバッファの設計変更、スニペットの遅延読み込み、設定の読み込み処理の改善などにより、起動速度が大幅に向上。インストールされているパッケージの数によっては20%から30%もの改善が見られるという。

 さらに、カーソルやテキスト選択、オートコンプリートなどの機能の基盤となっている“マーカー”で“treap(ツリープ)”と呼ばれるアルゴリズムを導入した結果、検索と置換の速度も大きく改善された。また、“マーカー”層をAPIとして提供することにより、限られたコストでパッケージによる拡張が可能になった点も大きな変更点と言える。

 なお、同日付けで次期バージョンとなるv1.4.0のベータ版もリリースされている。本ベータ版では、ウィンドウを閉じたり「Atom」を再起動する際に未保存のバッファを自動で保存する機能などが追加されるという。

ソフトウェア情報

「Atom」Windows向け安定版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3.1