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ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」がメジャーアップデート

「Qt」ベースの新UIを採用し、日本語にも対応

「Wireshark」v2.0.0

 Wireshark Foundationは18日、オープンソースで開発されているパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」v2.0.0を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、ユーザーインターフェイスを「Qt」ベースに一新。プロトコルのサポートやデコードできるファイル形式も大幅に拡充されている。

 「Wireshark」は、Windows/Mac/Linuxなどをサポートするクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークに流れるさまざまなパケットの情報をリアルタイムで解析・調査できる。

 今回のアップデートにおける最大の変更点は、従来版の「Wireshark 1」がGUIフレームワークに「GTK+」を採用していたのに対し、「Wireshark 2」では「Qt」が利用されていること。既存ユーザーにとって新しいユーザーインターフェイスに慣れるのは苦痛かもしれないが、新しいユーザーインターフェイスならばより多くの機能をより効率的に処理することができる。

 それでも旧来のデザインで使い続けたいユーザーは、「Wireshark 1」のユーザーインターフェイス「Wireshark Legacy」を利用することも可能。ただし、v2.2では削除されるとのこと。不要な場合はインストールオプションを無効にしておくとよい。

 そのほかにも、ユーザーインターフェイスで日本語がサポートされたのもうれしいポイントだ。

「Wireshark 2」のインターフェイス。日本語をサポート
「Wireshark 1」のユーザーインターフェイスが利用できる「Wireshark Legacy」

 「Wireshark」は、現在Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Wireshark」安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/10など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.0(15/11/18)