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Unity、「Unity Web Player」プラグインを非推奨に

2016年3月リリース予定の「Unity 5.4」でサポートは打ち切りに

「Unity Web Player」プラグイン

 米Unity Technologiesは8日(現地時間)、“Unity”コンテンツをWebブラウザーで再生するためのプラグイン「Unity Web Player」を非推奨とすることを明らかにした。今後「Web Player」の利用は控えた方がよく、また将来の「Unity」のリリースから「Web Player」は削除されるという。

 「Unity Web Player」プラグインは“NPAPI(Netscape Plugin API)”と呼ばれるインターフェイスを利用している。しかし、“NPAPI”の設計は時代遅れになりつつあり、ブラウザーのクラッシュやハングアップ、セキュリティ問題、メンテナンス性の低下などを引き起こす原因になっていることが指摘されていた。

 そこでブラウザーベンダーは“NPAPI”を廃止する方針を相次いで発表している。たとえば「Google Chrome」では「Google Chrome 45」で“NPAPI”サポートが完全に廃止された。また、Mozillaも「Firefox」の“NPAPI”サポートを来年末までに廃止することを明らかにしており、「Unity Web Player」プラグインの非推奨化もこれを受けたものとなっている。

 なお、「Unity 5.2」および「Unity 5.3」では引き続き「Web Player」のコンテンツをビルドすることができるが、2016年3月リリース予定の「Unity 5.4」ではサポートされないという。「Unity 5.4」でWeb向けのコンテンツを出力できるのは、現在プレビュー版と位置付けられているWebGL出力機能のみとなる。

 この機能で出力されたコンテンツは、Webブラウザーの標準機能を利用して動作するため、別途プラグインをインストールする必要がなくなる。ただし、機能とパフォーマンス面では劣るようだ。同社はこのギャップを埋めるため、今後はブラウザーベンダー各社と密接に協力していくという。また、「Web Player」のコンテンツはいずれブラウザーで再生することはできなくなるが、これに関しても社内にワーキンググループを作り、代替になる技術的解決策を調査するとしている。