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Microsoft、無償のコードエディター「Visual Studio Code」プレビュー版v0.7.0を公開

「Node.js」アプリのデバッグ機能が改善

「Visual Studio Code」v0.7.0

 米Microsoft Corporationは11日(現地時間)、無償の軽量コードエディター「Visual Studio Code」の最新プレビュー版v0.7.0を公開した。現在、本ソフトの公式サイトから英語版がダウンロード可能。Windows/Mac版を利用している場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。

 「Visual Studio Code」は、Webアプリケーションやクラウドアプリケーションの開発にフォーカスしたクロスプラットフォーム対応のコードエディター。Windowsだけでなく、Linux/Macでも利用できる。

 本バージョンでは、「Node.js」アプリのデバッグ機能が改善。以前のバージョンでは大きな配列を扱うコードをステップ実行するとタイムアウトすることがあったが、パフォーマンスの改善によりこうした問題が解決されている。ただし、この恩恵を受けるにはv0.12系の「Node.js」が必要となる。

 そのほかにも、“Gruntfile”に記述されたタスクを自動検出できるようになったほか、JavaScript、JSON、PHP、Dockerfile、C#への対応が強化された。また、ドキュメントの拡充なども行われている。

 なお、本バージョンにはインストールパスに非ASCII文字が含まれている場合、「Visual Studio Code」が正常に動作しない問題が確認されている。当該環境ではFAQに記述されている手順で手動セットアップを行う必要があるので注意したい。

ソフトウェア情報

「Visual Studio Code」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows/Linux/Mac
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.7.0(15/08/11)

(樽井 秀人)