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ドワンゴ、自作ゲームの祭典“ニコニコ自作ゲームフェス2016”応募作品の募集を開始

2016年1月3日まで応募可能。今回より有料の作品を応募可能に

“ニコニコ自作ゲームフェス”公式サイト

 (株)ドワンゴは14日、自作ゲームのコンテスト“ニコニコ自作ゲームフェス2016”の開催概要を発表し、作品募集を開始した。募集期間は2016年1月3日まで。2016年2月上旬に大賞および各賞の受賞作品が発表される予定。

 “ニコニコ自作ゲームフェス”は、『「ゲームを作るひと」「遊ぶひと」「二次創作をするひと」をつなぎ、個人で作ったゲームがより多くの人にプレイされるようになることを目指すお祭り』というテーマを掲げて開催されているゲームコンテスト。前回の“ニコニコ自作ゲームフェス5”では453点に上る作品が投稿された。

 今回から、有料のゲームによる応募が可能になった。有料のゲームで応募する場合、別途設置されたフォームから作品を無料で審査するための環境を提供する必要がある。なお、大賞作品の選考は有料作品と無料作品で別々に行われ、それぞれ受賞作品が選ばれる予定。

 応募方法は従来同様、自作ゲームの紹介動画を“ニコニコ動画”に投稿し、指定のタグをつけて行う。応募できるのはオリジナルのゲームおよびゲーム創作のためのツールで、デジタル、アナログを問わない。過去の“ニコニコ自作ゲームフェス”に応募されていないことが条件だが、アップデートにより要素やストーリーの追加が行われているものは応募可能。応募要件の詳細については公式サイトに掲載の応募要項を参照してほしい。

 賞品には、無料部門の大賞には賞金30万円、有料部門の大賞には賞金10万円が予定されているほか、協賛する各団体が賞を設けている。(株)KADOKAWAが設ける“スニーカー文庫賞”ではスニーカー文庫からのノベライズ刊行が検討され、“ニコニコ自作ゲームフェス4”で大賞やスニーカー文庫賞などを受賞した「Hero and Daughter」の小説版が今年7月に発売されている。

 また、2016年1月30日と31日に“闘会議2016”、2016年4月29日と30日に“ニコニコ超会議2016”(いずれも幕張メッセで開催予定)にて、作品の展示が予定されている。

(市川 祐吉)