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GitHub、“GitHub Flow”に最適化した新しいクライアント「GitHub Desktop」を公開

「GitHub for Windows」「GitHub for Mac」を統合した後継ツール

「GitHub Desktop」v3.0.3.1

 米GitHub, Inc.は13日(現地時間)、“GitHub”の新しいデスクトップ向けクライアントソフト「GitHub Desktop」を公開した。WindowsおよびMacに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「GitHub Desktop」は、既存の「GitHub for Windows」および「GitHub for Mac」を統合した後継ツール。“GitHub”のプロジェクトをローカルへクローンして、ブランチの作成・切り替え、コミット、マージ、プッシュといった“Git”の処理をGUIで行うことができる。

 また、まだコミットされていない変更の差分を閲覧したり、プルリクエストを作成することも可能。わざわざコマンドラインや“GitHub”のWebインターフェイスへアクセスしなくても、基本的なことであればネイティブアプリだけで行えるのは手軽で便利だ。

 新しい「GitHub Desktop」は、比較的単純で理解と実践が容易なブランチベースのワークフロー“GitHub Flow”の利用が前提とされており、いつでもデプロイが可能であることが前提のメインブランチ“master”ブランチと、特定の機能実装や問題修正のためのサブブランチの2つにフォーカスした比較グラフを備え、コミットと変更内容が手軽にチェックできるようになっている。“GitHub Flow”を理解するための簡単なチュートリアルも付属しており、“GitHub Flow”の導入を検討している開発者に最適な“GitHub”となっている。

“GitHub Flow”を理解するための簡単なチュートリアルも付属

ソフトウェア情報

「GitHub Desktop」Windows版
【著作権者】
GitHub, Inc.
【対応OS】
Windows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.3.1(15/08/13)

(樽井 秀人)