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マイクロソフト、新しいOfficeファミリー「Sway」の一般提供を開始。Windows 10版も

表現力豊かなプレゼンテーションやレシピなど、多彩なコンテンツを作成して共有可能

「Sway for Windows 10」v17.6103.20331.0

 日本マイクロソフト(株)は6日、「Microsoft Office」ファミリーの新製品「Sway」および「Sway for Windows 10」の一般提供を開始した。―般法人および教育機関向けの“Office 365”アカウントをもつユーザーならば誰でも利用可能。一般のユーザーも“Microsoft アカウント”があれば無償で利用できる。

 「Sway」は、表現力豊かなコンテンツを作成するためのオンラインツール。画像、テキスト、動画のほか、TwitterなどのSNS、YouTubeなどのWebサービス上の情報などを取り込みながら、訴求力の高いプレゼンテーションや印象に残るニュースレター、旅の思い出をつづったアルバム、料理のレシピなど、さまざまなコンテンツをデザインすることができる。

 作成したコンテンツは、スマートフォンからタブレット、ノートPC、デスクトップPC、壁掛け用の大画面端末“Surface Hub”に至るまで、あらゆるデバイスに自動で最適化されたうえで表示される。また、作成したコンテンツを新たに開発された“Docs.com”で公開し、世界中のユーザーと共有することも簡単だ。

 今回「Sway」とともに一般提供がされた「Sway for Windows 10」は、Windows 10専用に開発された「Sway」のクライアントアプリで、現在、“Microsoft ストア”から無償で利用可能。インターネットに接続されていない状態でも利用できるオフラインモードを備えるのが最大の特長で、ネットワーク接続の安定しない会場でプレゼンテーションを行いたい場合に便利。また、オンライン・オフラインを問わず、思い立った時にアイデアをコンテンツをまとめることができることもできる。

 なお、「Sway」にはiPhone/iPad版のクライアントアプリも用意されており、無償で提供されている。また、Windows Phoneで利用できる「Sway for Windows Phone」も開発中とのことなので期待したい。

ソフトウェア情報

「Sway」Windows 10版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10(x64、x86)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.6103.20331.0(15/08/06)

(樽井 秀人)