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ニュー・ホライズンズが得たデータを反映した3D天体シミュレーター「Mitaka」v1.2.5

ターゲットにできる衛星の追加や、天体のテクスチャーを追加・更新なども

「Mitaka」v1.2.5

 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U Project)は29日、3D天体シミュレーター「Mitaka」の最新版v1.2.5を公開した。Windows XP/Vista/7/8/8.1に対応しており、個人利用に限り無償で利用可能。現在、4D2U ProjectのWebサイトからダウンロードできる。

冥王星

 最新版では、NASAの冥王星探査機ニュー・ホライズンズが得た最新のデータを元に、冥王星とその衛星カロンのテクスチャーデータが更新され、星の表面を従来より格段に詳しく表示できるようになった。また、冥王星と衛星カロン・ニクス・ヒドラの半径がニュー・ホライズンズによる測定値に更新されている。さらに、冥王星の位置・軌道がより高精度なものとなり、探査機の最接近をより正確に再現可能。

 また、任意の惑星・衛星などの側へ移動できる[ターゲット]メニューで選択可能な衛星が増えた。木星の4大衛星イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト、土星の衛星ミマス・エンケラドゥス・イアペトゥス、海王星の衛星トリトンが選択可能になった。エンケラドゥス・イアペトゥス・トリトンにはテクスチャーの追加も行われている。

 さらに、システム面も拡充されている。惑星などの拡大率に2倍が追加されたほか、[X]キーを押すことで開くことのできるスクリーンメニューから、宇宙空間上での視点移動の速度を設定できるようになった。

 そのほか、微調整や不具合の修正などが行われている。

ソフトウェア情報

「Mitaka」
【著作権者】
大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト(非営利利用のみ)
【バージョン】
1.2.5(15/07/29)

(市川 祐吉)