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Windows 10版マインクラフトのベータ版が公開、既存ユーザーは無償で利用可能

PC以外のプラットフォームでも動作するUWPアプリ

「Minecraft: Windows 10 Edition Beta」

 米Microsoft傘下のMojang ABは29日(現地時間)、「Minecraft: Windows 10 Edition Beta」を公開した。現在、“Microsoft ストア”からダウンロード可能。価格は1,000円(税込み)。

 「Minecraft(マインクラフト、通称マイクラ)」は、未知の世界を探索したり、好きな建物を建てたり、モンスターと戦ったりできる箱庭(サンドボックス)ゲーム。「Minecraft」の世界はレトロゲームを想起させるドットテイストのブロックで構成されており、プレイヤーはブロックを自由に破壊したり設置したりすることが可能。ブロックやアイテムを組み合わせた工作も可能で、自由度は非常に高い。マルチプレイでは協力して巨大な建築物を作ったり、他プレイヤーと戦うことも可能で、世界的な人気を集めている。

 今回リリースされた「Minecraft: Windows 10 Edition Beta」は、「Minecraft」のWindows 10専用ベータ版。“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”アプリケーションとして開発されており、PCだけでなく、モバイル端末や“Xbox”、“Surface Hub”、“HoloLens”といったデバイスでも利用できるという。

 なお、Windows 10向けのベータ版「Minecraft」とJava版の「Minecraft」にはセーブデータの互換性がない。また、32bit版Windows 10では動作しないので注意。

 そのほか、Java版「Minecraft」を購入済みのユーザーはWindows 10向けのベータ版を無償で利用可能。“Mojangアカウント”からギフトコードを発行してもらえる。ただし、アカウントページにギフトコードを要求するボタンが追加されるまでには時間がかかる場合があるとのこと。

ソフトウェア情報

「Minecraft: Windows 10 Edition Beta」
【著作権者】
Mojang AB
【対応OS】
Windows 10(x64)
【ソフト種別】
ダウンロード販売 1,000円(税込み)
【バージョン】
0.12.0(15/07/29)

(樽井 秀人)