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「Google Chrome 45」がベータ版に。新しいJavaScriptの言語機能をサポート

安定性と性能を高めるための内部的な改善も

「Google Chrome」v45.0.2454.15

 米Google Inc.は27日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v45.0.2454.15を公開した。「Google Chrome 45」では安定性とパフォーマンスを高めるための内部的な改善が施されたほか、いくつかの新しい機能が追加されている。

 たとえば「Google Chrome 45」には、これまで“ECMAScript 6(ES6)”として知られていた“ES2015”の新しい機能が含まれている。“ES2015”のアロー関数、配列・型付き配列の新しいメソッド、“Object.assign()”などの機能を活用すれば、アプリケーションのロジックを簡潔かつ強力に記述することが可能。メモリの利用効率も以前よりも向上する。

 そのほかにも「Google Chrome 40」で導入された“Service Worker”の強化、Android版でのメディアコントロールのサポートといった改善が施された。また、APIの追加に伴い古いAPIの整理も進められており、非推奨機能の廃止も行われている。

 「Google Chrome」ベータ版はWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows 7/8に対応する64bit版Windows向けや、Mac OS X/Linux向けの最新ベータ版も用意されている。

ソフトウェア情報

「Google Chrome」Windows向けベータ版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8および64bit版の7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
45.0.2454.15(15/07/27)

(樽井 秀人)