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ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark」v5.0.0が公開

一部SSDで不当にテスト結果が悪くなることを受け、ベンチマークの順番を変更

「CrystalDiskMark」v5.0.2

 ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark」のv5.0.0が、27日に公開された。64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリから最新版v5.0.2がダウンロードできる。

 メジャーバージョンアップとなるv5.0.0ではベンチマークの順番が変更され、読み取りテストをすべておこなったのち、書き込みテストを行うようになった。この変更は、一部のSSDでランダムライトテストの直後にシーケンシャルリードテストを行うと、実質的にランダムリードのテストとなってしまい、結果が極端に悪くなる恐れがあるためだという。

 そのほかにも、ベンチマークライブラリ“DiskSpd”のオプションを変更して、ハードウェアキャッシュが有効になるように調整されたほか、コンパイラーが「Visual C++ 2015」へと変更されている。

ソフトウェア情報

「CrystalDiskMark」
【著作権者】
ひよひよ 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.0.2(15/07/27)

(樽井 秀人)