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Skype TXユニットを複数管理できる「Skype TX Controller Application」が無償公開

「Skype」のユーザーをライブ番組に参加させたりすることが可能

「Skype TX Controller Application」v1.15.702.2

 米Microsoft Corporation傘下のSkypeは10日(現地時間)、複数の“Skype TX”ユニットを制御するための管理ソフト「Skype TX Controller Application」v1.15.702.2を公開した。Windows 7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

 “Skype TX”は放送事業者やコンテンツ制作者向けのソリューションで、専用のユニットを利用することにより、「Skype」のビデオ通話を業務用放送品質で番組制作にシームレスに取り込むといったことを実現できる。たとえば、ニュース中継におけるレポーターとのビデオ通信を「Skype」で行ったり、「Skype」のユーザーをライブ番組に参加させることが可能だ。

複数の“Skype TX”ユニットを制御(同社ブログより引用)

 「Skype TX Controller Application」は、この“Skype TX”ユニットを複数まとめて管理するためのソフト。たとえば名前やSkype ID、メールアドレスなどを使用して「Skype」のディレクトリからユーザーを探し出したり、探し出したユーザーをコンタクトリストに追加して共有したり、通話の発信や着信を管理することが可能。また、通話の品質をチェックして、あらかじめ設定された品質レベルを下回る場合に通知したりすることもできる。

ソフトウェア情報

「Skype TX」
【著作権者】
Skype and/or Microsoft
【対応OS】
Windows 7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.15.702.2(15/07/10)

(樽井 秀人)