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機械学習を利用した画像の高品質拡大ツール「waifu2x-caffe」が実写にも対応

初期化処理にかかる時間の短縮や同梱ライブラリのアップデートなども

「waifu2x-caffe」v1.0.5

 機械学習を利用して画像を高品質で拡大するツール「waifu2x-caffe」の最新版v1.0.5が、6月29日に公開された。64bit版のWindows Vista以降に対応するフリーソフトで、“GitHub”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。なお、実行には「Visual Studio 2013 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」が必要。

 「waifu2x-caffe」は、機械学習を利用してアニメ風の画像を高品質で拡大するWebサービス“waifu2x”をローカルへ移植したツール。ディープラーニングフレームワーク「Caffe」を利用しているのが特長で、NVIDIA製GPUを利用している環境であれば、より高速かつ省メモリで動作するライブラリ“cuDNN”を利用することもできる。

 本バージョンにおける変更点は、“RGB”と“写真”という2つの計算モデルが追加されたこと。“RGB”は輝度だけを変換するのではなく、RGB(赤・緑・青)のすべてを変換するモデルで、アニメ風の画像(二次元画像)を拡大するのに向いている。一方、“写真”は写真の拡大にフォーカスしたモデル。ノイズ除去には対応していないが、一般的なレタッチツールよりも鮮明な拡大画像が得られる。

 そのほかにも、初期化処理にかかる時間の短縮や内部で使われている「CUDA Toolkit」の更新(v7.0.28)などが行われている。

元画像(250×167ピクセル)
「paint.net」で元画像を2倍に拡大した画像。中央上部分を250×167ピクセルの大きさで切り出し(以下、同じ処理)
“RGB”モデルで2倍に拡大
“写真”モデルで2倍に拡大

ソフトウェア情報

「waifu2x-caffe」
【著作権者】
lltcggie 氏
【対応OS】
64bit版のWindows Vista以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.5(15/06/29)