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Web MIDI API/Permissions APIをサポートした「Google Chrome 43」が安定版に

37件の脆弱性を修正

「Google Chrome」v43.0.2357.65

 米Google Inc.は19日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v43.0.2357.65を公開した。Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux版も用意されている。

 「Google Chrome 43」では、特定のタイプの検索に対する答えを直接オムニバーへ表示する機能“Answers in Suggest”が初期状態で有効化された。たとえば“the Answer to the Ultimate Question of Life, the Universe, and Everything(生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え)”とオムニバーに入力すると、“=42”が表示される。

 また、“Web MIDI API”や“Permissions API”といった新しいAPIもサポートされた。“Web MIDI API”を利用すると、MIDI音源やキーボードといったPCに接続されているMIDI音楽機器をWebブラウザーから扱えるようになる。“Permissions API”は位置情報やプッシュ、通知、“Web MIDI API”といった機能を利用可能かどうか問い合わせることのできるAPIで、開発者にとって有用だ。

“Web MIDI API”や“Permissions API”といった新しいAPIもサポート

 なお、本バージョンでは37件の脆弱性が修正されているので注意。修正された脆弱性の深刻度の内訳は、同社の基準で4段階中上から2番目の“High”が6件、上から3番目の“Medium”が6件、最低の“Low”が2件などとなっている。

ソフトウェア情報

「Google Chrome」Windows向け安定版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
43.0.2357.65(15/05/19)

(樽井 秀人)