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「WinSCP」の最新版v5.7.1が公開、脆弱性が発見された「OpenSSL」「PuTTY」を更新

細かい機能改善や不具合の修正も

「WinSCP」v5.7.1

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.7.1が、25日に公開された。Windows XP/Server 2003以降、Windows 8.1/Server 2012 R2までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 本バージョンでは、SSL/TLSプロトコルを実装したオープンソースライブラリ「OpenSSL」がv1.0.1mへとアップデートされたほか、「WinSCP」で暗号鍵を扱うために利用されるツール「PuTTYgen」「Pageant」が最新版のv0.64へと更新された。いずれも脆弱性の修正を伴うアップデートとなっているので、なるべく早急に最新版へ更新しておきたい。

 そのほかにも「FileZilla」からBase64でエンコードされたパスワードをインポートする機能や、進捗ウィンドウで転送量の計算をスキップする機能が追加されるなどといった細かい機能改善に加え、さまざまな不具合の修正が盛り込まれている。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Prikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.7.1(15/03/25)

(樽井 秀人)