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RSSリーダー機能“FeedReader”を組み込んだ「Sleipnir 6 for Windows」v6.1.6

Web検索結果をフィードに整形する“Feed Central”機能も利用可能

「Sleipnir 6 for Windows」v6.1.6

 フェンリル(株)は26日、美しいフォントレンダリングなどデザインにこだわったWebブラウザー「Sleipnir 6 for Windows」の最新版v6.1.6を公開した。最新版の主な変更点は、“FeedReader”機能が組み込まれたこと。

 “FeedReader”はブックマークバーに追加された[FeedReaderを表示]ボタンを押すと利用できるRSSリーダー機能。[FeedReaderを表示]ボタンを押すとWebページ表示部分全体を3ペイン型のRSSリーダーへと切り替え可能。左ペインにはRSSフィード一覧や記事を分類するための“カラーラベル”一覧などのツリー、右上ペインには記事の一覧、右下ペインには本文が表示される。

 “FeedReader”では登録したフィードのフォルダー分けが可能。また、記事にストロベリーやオレンジなど7つの色から選択可能な“カラーラベル”や、“スター”を付けることができ、それらが付けられた記事のみの抽出が行える。指定したキーワードを含む記事を抽出する検索機能や、望まないキーワードやURLを含む記事を非表示にできるフィルター機能も備える。

“Google ニュース”から“マイクロソフト”を含むニュースをフィードとして整形

 また、Web検索の結果を自動的に整形し、フィードとして登録できる“Feed Central”機能を備える。たとえば“Google ニュース”で“マイクロソフト”と検索した際に出力される結果や、“YouTube”で“Windows”と検索した結果をフィードに整形することが可能。ただし、編集部で試用したところ一部のサービスでは動作しなかった。

 そのほか、[ブックマーク][履歴]パネルに検索ボックスが追加された。さらに、[Sleipnir]ボタンから[カスタマイズ]ダイアログを表示し、[Site Updates]画面でチェックボックスによって“Site Updates”のON/OFFを切り替え可能になった。同じく[カスタマイズ]ダイアログの[レンダリング]画面から“Blink”のUserAgentを設定可能になっている。

 加えて“Blink”エンジンがv41.0.2272.89に更新されたほか、不具合の修正なども施された。

 「Sleipnir 6 for Windows」はWindows Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「Sleipnir 6 for Windows」
【著作権者】
フェンリル(株)
【対応OS】
Windows Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.1.6.4000(15/03/26)

(市川 祐吉)