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Microsoft Research、パノラマ写真の合成ツール「Image Composite Editor」v2.0を公開

デザインを刷新。イメージの自動補完やビデオからのパノラマ生成に対応

「Image Composite Editor」v2.0.2

 米Microsoft Corporationは5日(現地時間)、パノラマ写真の合成ツール「Image Composite Editor」の最新版v2.0を公開した。Windows Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、本ソフトのプロジェクトページからダウンロード可能。本バージョンから32bit版に加え、64bit版も提供されている。

 「Image Composite Editor(ICE)」は、Microsoftの研究機関Microsoft Researchによって開発されたパノラマ写真の合成ツール。特定の地点から撮影した複数の画像をうまくつなぎ合わせ、自然なパノラマ写真を作成することができる。また、作成したパノラマをズーム表示することも可能。左右だけでなく上下を撮影した写真も組み合わせれば、あたかもその場にいて周囲を見回しているかのような立体的な表示(Photosynth)も行える。

 本バージョンでは、ユーザーインターフェイスが刷新。写真の合成処理が、画像を選択する“Import”、画像をつなぎ合わせる“Stitch”、画像を切り抜いて形を整える“Crop”、ファイルを出力する“Export”という4つの工程に整理され、より分かりやすいデザインになった。「ICE」の案内に従って4つの工程を順に処理していくだけで、自然なパノラマ写真を作成できるようになっている。

画像を選択する“Import”
画像をつなぎ合わせる“Stitch”
画像を切り抜いて形を整える“Crop”。イメージ補完機能が強力
ファイルを出力する“Export”

 さらに、イメージの補完機能が追加されたのも大きな変更点。“Crop”工程に追加された“Image completion”機能を利用すれば、写真の欠けている部分を「ICE」が自動で補い、自然な長方形のパノラマ写真を生成してくれる。

 そのほかにも、今回のアップデートではビデオからパノラマ写真を作成する機能が追加された。たとえば、ビデオから動きのある被写体だけをマーキングして、その動きを追った連続写真風のパノラマを作成したりすることが可能。また、“Windows Imaging Component(WIC)”コーデックによるRAW形式のサポートや、マルチCPU環境における“Stitch”処理の高速化などといった機能改善も盛り込まれている。

Image Composite Editor 2.0 adds auto-completion, stereographic projection

ソフトウェア情報

「Image Composite Editor」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
32bit版および64bit版のWindows Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.2(15/02/05)