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SNSへ簡単に作品を投稿可能になったフリーのマンガ制作ソフト「CloudAlpaca」v1.3

テキストレイヤーをカラーレイヤーに変換可能になるなどの機能追加も

「CloudAlpaca」v1.3

 (株)MediBangは22日、マンガ制作ソフト「CloudAlpaca」v1.3を公開した。Windows XP/Vista/7/8以降などに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「CloudAlpaca」は、ペイントソフト「FireAlpaca」をベースに、マンガを描くのに必要とされる機能を追加したマンガ制作ソフト。簡単にコマ割りをしたりスクリーントーンを張る機能を備えるほか、作成したデータを同社のクラウドへ保存するとユーザー同士が共同でマンガを制作可能なのが特長。

 今回のバージョンアップで、同社のクラウドサービス上に保存されたイラストをSNSへ簡単に投稿可能になった。利用するには、まず事前にWebブラウザー上で同社のWebサービス“メディバン クリエイターズ”へログインするとともに、イラストの保存先に同社のクラウドを選択しておく。次に、ソフト上の[メディバンに公開する]ボタンを押すと、Webブラウザーでイラストの公開・非公開などを設定する画面が開かれる。そこで[公開]ボタンを押すとイラストが投稿される仕組み。

 イラストは、標準では“メディバン クリエイターズ”で公開され、アカウントを連携させておくことでTwitterやFacebook上へ作品を同時に公開可能。ボタンを押しても即時イラストが公開されるわけではなく、上述の設定画面からTwitterやFacebookへの投稿の有無などを設定できる仕組み。

 また、“テキストツール”によって作成されるテキストレイヤーを通常の“カラーレイヤー”に置換する機能が加わった。さらに、投げなわ選択ツールを起動するアイコンがツールバー上に独立して割り当てられるなどの機能追加や強化が行われている。

ソフトウェア情報

「CloudAlpaca」
【著作権者】
(株)MediBang
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8以降など(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3(15/01/22)

(市川 祐吉)