FoxitJapan、多機能PDFビューワー「Foxit J-Reader」v7を公開

「Foxit J-Reader」v7.0.7.1210

　（株）FoxitJapanは23日、無償で利用できる多機能なPDFビューワー「Foxit Reader」の日本語版「Foxit J-Reader」の最新メジャーバージョンアップ版「Foxit J-Reader 7」を公開した。64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1に対応し、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。

　最新版では、操作性を高める多数の改善が行われている。たとえば、リボンを右クリックすると表示される［リボンのカスタマイズ］項目から、頻繁に使う機能をユーザーが選んでまとめておけるようになった。また、“PDF/A”形式のファイルは読み取り専用ファイルとして開く仕様に変更された。

　加えて、“エリアハイライト”機能によって、範囲指定したテキストや画像などに色をつけて強調表示できるようになった。また、サイン署名を追加・編集する際にパスワードを要求可能になった。これによって保存されているサインが不正に利用されることを防止することができる。

　さらに、カラー原稿から白黒のPDFファイルを生成可能になったほか、PDFのフォームに入力されているデータを一括してCSVファイルにエクスポートする機能が追加された。また、PSIテクノロジーに対応する“Surface”やWacomのタブレットなどで、フリーハンドの注訳を鉛筆ツールで入力可能になっている。そのほか、有償ソフト「Foxit PhantomPDF」が開始した共有レビューに参加可能になるなど機能追加が行われた。

　なお同社では本ソフトの公開を記念し、来月12日まで通常8,900円の「Foxit PhantomPDF Standard」が8,009円で、通常12,900円の「Foxit PhantomPDF Business」が11,609円で購入可能なセールを実施中（価格はいずれも税抜き）。