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「FFmpeg」に複数の脆弱性。v2.5.2ですでに修正済み

サービス拒否(DoS)攻撃を受ける恐れ

 The FFmpeg projectは、オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」の旧バージョンに複数の脆弱性があることを明らかにした。これらの脆弱性はv2.5.2ですでに修正済み。

 今回修正された脆弱性は、CVE番号ベースで3件。いずれもリモートからサービス拒否(DoS)攻撃を受ける恐れのあるというもので、脆弱性の評価システム“CVSS”による深刻度の評価はいずれも10点満点中“7.5 (危険)”となっている。脆弱性の影響を受けるバージョンはv2.5.1以前となっているので、早急にv2.5.2以降へのアップデートが必要だ。

 なお、「FFmpeg」の最新版は10日に公開されたv2.5.3で、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows向けのバイナリは“Zeranoe FFmpeg”からダウンロードできる。

(樽井 秀人)