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スペルチェック機能を搭載した「秀丸エディタ」v8.50が正式公開

別途専用のアドインと「GNU Aspell」などが必要

「秀丸エディタ」v8.50

 (有)サイトー企画は14日、定番テキストエディター「秀丸エディタ」の最新版v8.50を公開した。最新版の主な変更点は、スペルチェックに対応したこと。

 スペルチェック機能を利用するには、別途「秀丸スペルチェックアドイン」、「GNU Aspell」のWindows版、および「GNU Aspell」の辞書ファイルが必要。スペルチェック機能に関連する設定は[ファイルタイプ別の設定]ダイアログの[その他]-[スペルチェック]欄に集約されており、スペルチェックの対象とする言語やミス部分の強調表示の方法などが指定できる。スクリプトやコメント、HTMLタグなど、特定のテキスト部分をスペルチェックの対象外に指定することも可能だ。

スペルチェックに対応
[ファイルタイプ別の設定]ダイアログの[その他]-[スペルチェック]欄

 そのほかにも、文字コードがBOM付きUTF-8のマクロファイルに対応したほか、[動作環境]ダイアログに[アドイン]欄を追加して、「秀丸エディタ」に組み込まれているアドインの管理を容易にするなどといった改善が施された。また、1行の長さが非常に長い場合に動作が遅くなる問題や、アクセント記号などが付いた文字が単語選択コマンドや大文字・小文字の変換コマンドで正しく扱えない問題なども修正されている。

 本ソフトは、Windows 98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1に対応する4,320円(税込み)のシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「秀丸エディタ」
【著作権者】
(有)サイトー企画
【対応OS】
Windows 98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
シェアウェア 4,320円(税込み)
【バージョン】
8.50(15/01/14)

(樽井 秀人)