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オープンソースのインタープリター言語「HSP」v3.4が正式版に

マルチプラットフォーム動作を実現する「HSP3Dish」を拡充、ブラウザーでも動作可能に

「HSP」v3.4

 ONION softwareは12月27日、オープンソースのインタープリター言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)の最新版v3.4を正式公開した。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。「HSP 3.4」は「HSP 3.3」および「HSP 3.32」に代わる新しいバージョンで、旧バージョンとの互換性を保ちながら、いくつかの機能拡張が施されている。

 まず、「HSP3Dish」の機能が拡充された。「HSP3Dish」はWindows向けの「HSP」製アプリケーションを、iOSやAndroidを搭載したスマートフォン・タブレット向けに変換する仕組み。パフォーマンスを追求する場合は、「HSP3Dish Helper」を利用してC++コードへ変換し、ネイティブ動作させることも可能だ。「HSP 3.4」では、WebGLをサポートしたWebブラウザー上で動作する「HSP3Dish」のランタイム“hsp3dish.js”が同梱され、Webブラウザーでも「HSP」アプリケーションが実行できるようになった。また、「HSP3Dish Helper」も改善されている。

 さらに、「HGIMG4」プラグインが追加されたのも「HSP 3.4」における変更点の1つ。「HGIMG4」では“OpenGL ES”による描画やシェーダー言語“GLSL”、物理エンジン“Bullet”、TTFフォントのレンダリングなどがサポートされており、ハイレベルな3D表現を実現することが可能だ。また、「HSP 3.4」では公式3D素材“珠音(たまね)”が同梱されており、「HGIMG4」などで無償利用できる。

公式の無償3D素材“珠音(たまね)”を利用した「HGIMG4」のサンプル

 そのほかにも、アニメーション効果などに活用できるイージング制御命令や、画像をプリンターで印刷するための新規プラグイン「HSPPRINT」が追加された。通信をつかさどる「HSPSOCK」や「HSP」コードをコンパイルする「HSPCMP」といったプラグインも更新されている。

 なお、「HSP 3.4」ではWindows 8/8.1での動作も確認されているとのこと。終了時にランタイムエラーが発生する問題が解消されており、Windows 8で利用する場合は最新版の利用が推奨されている。

ソフトウェア情報

「Hot Soup Processor(HSP)」
【著作権者】
ONION software
【対応OS】
Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.4(14/12/27)