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「Opera 26」がアップデート、ブックマークの共有機能を追加

本バージョンよりLinux向けにも「Opera」の安定版を提供

「Opera」v26.0.1656.32

 ノルウェーのOpera Software ASAは3日(日本時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新正式版v26.0.1656.32を公開した。Windows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「Opera 26」は先日よりすでに公開されているが、これは「Chromium」に合わせたアップデートで、今回が正式な公開であるとのこと。本バージョンでは、ベータ版でテストされていながら前回のリリースでは導入が見送られていたブックマーク共有機能が、初期状態で有効化された。また、本バージョンよりLinux向けにも「Opera」の安定版が提供されるという。

 ブックマーク共有は、自分のブックマークを“share.opera.com”で公開し、他のユーザーと共有できる機能。フォルダ単位でブックマークをまるごと公開したり、選択したブックマークのみを公開することができる。お気に入りのWebサイトのリンク集を紹介するといった用途に役立つだろう。

 ブックマークを共有するには、ブックマーク画面(opera://bookmarks)にある[共有]ボタンをクリックしよう。すると、ブックマークの公開ページへのリンクを取得し、クリップボードへコピーすることができる。この公開リンクを他のユーザーに教えてあげれば、共有が簡単に行えるという寸法だ。公開ページには[自分のブックマークに追加]ボタンが設けられており、自分の「Opera」へブックマークをインポートすることも可能だ。

ブックマーク画面でブックマークの公開リンクを取得
ブックマークの公開ページ。ブックマークのインポートが手軽に行える

 なお、取得した公開ページは最大14日間有効。ブックマーク画面の“共有アイテム”フォルダで削除や有効期間の延長といった管理が行える。

 そのほかにも、「Opera 26」ではさまざまな新機能が追加されている。詳しくは前回のリリースのニュース記事を参照してほしい。

ソフトウェア情報

「Opera」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
26.0.1656.32(14/12/03)

(樽井 秀人)