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Microsoft、「Windows 10 Technical Preview」Build 9879を公開

3本指のタッチパッドジェスチャーがサポート。「OneDrive」の挙動に大きな変更も

「Windows 10 Technical Preview」Build 9879

 米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、「Windows 10 Technical Preview」の最新ビルドBuild 9879を公開した。“Windows Update”を経由して順次配布される。すぐに試したい場合は、“PC Settings”の[Update and Recovery]−[Preview builds]画面からアップデートを行うことも可能。

 Build 9879では、高精度タッチパッドで3本指のジェスチャーがサポートされた。3本の指でタッチパッドを上方向へなぞるとタスクビューが現れ、下方向へなぞるとデスクトップが表示される。また、3本の指を左右へ移動させることで[Alt]+[Tab]キーと同じタスク切り替え画面を表示することができる。さらに、3本指で左右に勢いよく指をフリックすると1つ前または後ろのアプリへ切り替え可能。3本指でタップすれば、検索機能へアクセスできる。

「OneDrive」に同期対象のフォルダを選択する機能が導入

 また、「OneDrive」の挙動に大きな変更が加えられた。

 Windows 8.1の「OneDrive」は、ローカルに存在しないファイルの代わりにプレースホルダを置き、利用時にクラウドから取得する仕組みになっていた。この方式には、インターネットにさえつながっていればファイルがローカルにあるかないかをユーザーが意識せずに済むほか、実体ファイルをなるべくローカルに置かないことで、ローカルストレージを節約できるというメリットがある。

 しかし、インターネットにつながっていない場合、ローカルにないファイルはもちろん利用できない。そのため、ユーザーは“オンラインでのみ利用可能(ローカルと未同期)”“オフラインで利用可能(ローカルと同期済み)”という2つのファイル状態を意識し、オフラインで必要なファイルは“オフラインで利用可能”にしておく必要があった。

 これがわかりにくいとして、本ビルドでは「Dropbox」のように同期対象のフォルダを選択する機能が導入された。以前の方式ほどの柔軟性はないが、シンプルで分かりやすい。

 そのほかにも、MKV動画のネイティブサポートやエクスプローラのホーム画面にフォルダをピン止めする機能の搭載、「Internet Explorer」で正常に表示できないページを簡単に報告するフィードバックボタンの追加といった改善が施された。また、ユーザーインターフェイス関連ではタスクバーにある検索ボタンとタスクビューボタンを非表示にするオプションが追加されたほか、ストアアプリのコマンドメニューの場所がわかりにくという声に応え、横3本線の“ハンバーガースタイル”アイコンが追加された。このアイコンをクリックすると、チャームへのアクセスや全画面表示を行うコマンドメニューにアクセスできる。

ストアアプリのコマンドメニュー
エクスプローラのホーム画面にフォルダをピン止めする機能