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マインドマップ作成ソフト「XMind 6」のパブリックベータ版が公開

“Evernote”へのマップ保存や「LbireOffice」向けエクスポートが可能に

「XMind」v3.5.0.201410082103

 XMind Ltd.は8日、マインドマップ作成ソフト「XMind 6」のベータ版となるv3.5.0.201410082103を公開した。“XMind”シリーズの次期バージョン「XMind 6」のパブリックベータとして12月1日までテスト可能で、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 「XMind 6」は、中心となるキーワードから放射状の樹形図としてキーワードを配置しながらアイデアを表現・発掘していく“マインドマップ”の作成ソフト。本ソフトはマインドマップが手軽に作成できるだけでなく、豊富なテンプレートによってToDoリストやフローチャート、従業員リストやプロジェクトダッシュボードといったさまざまな図を簡単に作成できる。

 ベータ版では、新たにオンラインメモサービス“Evernote”へ作成した図を保存する機能が追加された。従来も同社が展開する“XMind.net”によって図の共有・同期が可能だったが、一層多様なデバイスから作成した図にアクセスできるようになる。

 また、エクスポート可能なファイル形式としてプロジェクト管理ソフト「Microsoft Project」用のMPP形式や、「LbireOffice」などのODT/ODS形式といった形式が選択可能となった。

 加えて、20以上のデザインテーマやマインドマップのスタイルが追加され、見た目を向上させることができるようになっている。また、拡大率のバリエーションの追加や「Microsoft Excel」へデータをエクスポートする際の挙動の改善といった機能強化や、不具合の修正などを含む多くの変更が加えられた。

 そのほか、“アイディアファクトリー”という、即座にアイデアを打ち込めるための新機能が追加されたとのことだが、編集部で試用したところ動作しなかった。

 なお、同社では今“XMind”シリーズの中の有償版ソフトを購入すると、年末にリリース予定の「XMind 6」に無償でアップグレード可能となるキャンペーンを実施中。

ソフトウェア情報

「XMind 6」
【著作権者】
XMind Ltd.
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(使用期限は2014年12月1日まで)
【バージョン】
3.5.0.201410082103(14/10/08)

(市川 祐吉)