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Firefox OSアプリの開発機能「WebIDE」を搭載した「Firefox 34」ベータ版が公開

“HTTP/2”への対応やテーマの切り替え機能、[忘却]ボタンの追加なども

「Firefox」v34.0beta

 Mozillaは16日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 34」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。

 「Firefox 34」では、HTTPプロトコルの次期バージョン“HTTP/2(draft14)”および“ALPN(Alternate Protocol Negotiation:どのプロトコルを利用して通信するか決定する方法の一種)”がサポートされた。

 また、テーマがカスタマイズ画面から簡単に切り替えられるようになっている。カスタマイズ画面にある[テーマ]ボタンを押すと、テーマを選択できるポップアップが現れ、マウスカーソルを移動させるだけでテーマを適用した後のデザインをリアルタイムでプレビューすることが可能。テーマの管理画面にも簡単にアクセスできる。

 さらに、[忘却]ボタンが新たに追加された。このボタンはカスタマイズ画面からツールバーやメニューパネルへ追加することが可能で、指定した時間内に生成されたCookieや履歴、開かれたタブなどを閉じて、閲覧の痕跡を消すことができる。

カスタマイズ画面でテーマの切り替え
[忘却]ボタン

 そのほかにも、既定のブラウザーでない場合の通知の表示方法や、“Firefox は起動していますが応答しません”というダイアログが改善された。また、開発者向けにも数多くの改善が盛り込まれている。なかでも目玉と言えるのは「WebIDE」だ。「WebIDE」は[Shift]+[F8]キーでアクセスが可能で、Firefox OSアプリの開発に加え、Firefox OSを搭載した端末や「Firefox OS Simulator」を利用したデバッグが行える。

Firefox OSアプリの開発やデバッグが行える「WebIDE」

 なお、「Firefox 33」ベータ版で搭載された“WebRTC”を利用したリアルタイムコミュニケーション機能がアップデートされ、“Firefox Hello”という名で搭載されたとのことだが、編集部では存在を確認することができなかった。また、Wikipedia検索にHTTPS通信を利用するようになったという変更点も、動作が確認できなかった。

ソフトウェア情報

「Firefox」Windows向けベータ版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
34.0beta(14/10/16)