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Futuremark、定番3Dベンチマークソフト「3DMark」の最新版v1.4.775を公開

有償エディションに4Kモニター向けのベンチマーク“Fire Strike Ultra”が追加

「3DMark」v1.4.775

 フィンランドのFuturemark Corporationは13日(現地時間)、定番3Dベンチマークソフト「3DMark」の最新版v1.4.775を公開した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 今回のアップデートの目玉は、ハイパフォーマンスゲーミングPC向けのDirect X 11ベンチマーク“Fire Strike”テストに4K解像度(4K Ultra HD:3,840×2,160ピクセル)モニター向けのプリセット“Fire Strike Ultra”が追加されたこと。これまでもカスタム設定を利用することで4Kのベンチマークは可能だったが、専用のプリセットが用意されたことで、共通の基準でスコアを比較できるようになったのはうれしいポイントと言えるだろう。

 なお、この“Fire Strike Ultra”はテストは、有償で提供される“Advanced Edition(24.99米ドル)”および“Professional Edition(995.00米ドル)”でのみ利用可能。3,840×2,160ピクセルでレンダリングしたテスト内容をスケーリングしてモニターへ表示することができるため、“Fire Strike Ultra”の実行に4Kモニターは必須ではないが、少なくとも3GBのビデオメモリが必要となる。

 そのほかにも、ベンチマークの選択画面のデザインやログ機能などが改善された。これらの変更点は、無償の“Basic Edition”にも盛り込まれている。

ソフトウェア情報

「3DMark」Basic Edition
【著作権者】
Futuremark Corporation
【対応OS】
Windows Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.775(14/10/13)

(樽井 秀人)