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Microsoft、次期OS「Windows 10」の“Technical Preview”版を無償公開

英語・簡体字中国語・ポルトガル語版のみ、ロケールの選択で日本語の入力は可能

「Windows 10 Technical Preview」

 米Microsoft Corporationは1日(現地時間)、同社製OS「Windows」の次期バージョン「Windows 10」のプレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の一般提供を開始した。“Windows Insider Preview Program”に参加することで、英語・簡体字中国語・ポルトガル語に対応した32bit版と64bit版がダウンロード可能。日本語版は用意されていないが、インストール時にロケールを日本へ設定することで日本語の入力が可能となる。

 「Windows 10 Technical Preview」では、一部ユーザーからの根強い要望があったスタートメニューが復活。スタートメニューを起動するためのスタートボタンに加え、ローカル検索とBing検索を統合した検索機能や、仮想デスクトップ機能を備えたタスク切り替え機能“Task View”を利用するためのボタンなどがタスクバーに追加された。Windows 8/8.1のスタート画面をタスクバーやスタートメニューのプロパティから有効化することも可能。

スタートメニューが復活
仮想デスクトップ機能を備えたタスク切り替え機能“Task View”

 また、Windows ストアアプリが全画面ではなく、ウィンドウとして動作させられるようになったのも大きな変更点。デスクトップアプリと同様に拡大縮小や移動が行えるほか、従来通り全画面で利用してチャームを出すこともできる。

 そのほかにも、JavaScriptエンジン“Chakra”を強化し、“HTTP/2”をサポートした新しい「Internet Explorer 11」(デスクトップ版のみ)や「PowerShell」v5などを搭載。これまで大きな機能強化のなかった「コマンドプロンプト」にも改良が加えられており、実験的な機能として[Ctrl]+[C]キーや[Ctrl]+[V]キーによるクリップボード操作やウィンドウの半透明化などが新たにサポートされた。

Windows ストアアプリが全画面ではなく、ウィンドウとして動作させられるように
従来のスタート画面をタスクバーとスタートメニューのプロパティから有効化できる
JavaScriptエンジン“Chakra”を強化し、“HTTP/2”をサポートした新しい「Internet Explorer 11」
「コマンドプロンプト」にも改良が

 「Windows 10 Technical Preview」をインストールするには、1GHz以上のCPU、1GBのメモリ(64bit版は2GB)、16GBの空きストレージ、DirectX 9対応のグラフィックスデバイスなどが必要。Windows 8.1が動作する環境であれば、基本的に利用は可能だ。利用期限は2015年4月15日までとなっている。

 なお、「Windows 10 Technical Preview」はあくまでも開発中の製品のごく初期のプレビュー版として公開されているので注意。仕様が変更される可能性がある上、動作の保証も一切ない。バックアップを作成したうえで、自己責任の範囲で利用してほしい。