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ポータルサイト“MSN”がリニューアル、“Bing”ブランドアプリも“MSN”ブランドに

「ファイナンス」は「MSN マネー」に。一部Windows Phone版ではロック画面に対応

これまで“Bing”ブランドで提供されてきた同社製のWindows ストアアプリが、“MSN”ブランドへと一新

 米Microsoft Corporationが運営するポータルサイト“MSN”が1日(日本時間)、リニューアルオープンした。これに合わせ、これまで“Bing”ブランドで提供されてきた同社製のWindows ストアアプリが、“MSN”ブランドへと一新されている。

 新しい“MSN”はタッチ操作を考慮に入れたデザインとなるほか、“Microsoft アカウント”を介して“Outlook.com”“OneDrive”“Twitter”“Facebook”と連携する機能や、表示するコンテンツをカスタマイズする機能を搭載。さらに、ニュースのカテゴリーを好みの順番に並び替えられるなど、パーソナライズ機能が拡充されている。

 また、これまで日本の“MSN”では産経新聞と共同で“MSN産経ニュース”を運営してきたが、これを解消し、読売新聞・朝日新聞・毎日新聞などの全国紙からも記事配信を受けるようになった。そのほかにも、ウォール・ストリート・ジャーナルの日本語版などの記事が配信される。

 “Bing”ブランドで提供されてきたWindows 8/8.1のプリインストールアプリ「ニュース」「ファイナンス」「トラベル」「スポーツ」「天気」「ヘルス&フィットネス」「フード&レシピ」の各アプリケーションは、それぞれ「MSN ニュース」「MSN マネー」「MSN トラベル」「MSN スポーツ」「MSN 天気」「MSN ヘルス&フィットネス」「MSN フード&レシピ」と名前が改められた。

 これらのアプリは、WindowsとWindows Phoneの双方で利用できるユニバーサルアプリになっている。Windows版では機能上の大きな変更点は見られないが、Windows Phone版では「MSN 天気」「MSN ヘルス&フィットネス」がロック画面への情報表示に対応するといった改善が盛り込まれているという。

(樽井 秀人)