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“カメラ バックアップ”機能の有効化で“OneDrive”に15GBの追加容量、9月末まで

フリーで30GB利用可能に

 米Microsoft Corporationは19日(現地時間)、同社が運営するオンラインストレージサービス“OneDrive”の“カメラ バックアップ”機能の有効化することで15GBの追加ストレージを得られるキャンペーンを期間限定で開始した。“OneDrive”は6月に無償ストレージが15GBへと倍増されており、今回のボーナスを得ると合計30GB(25GBの無償ストレージをもつ古参ユーザーは40GB)のストレージが無償で利用できるようになる計算だ。

 今回の施策は、Appleの新しいモバイルOS“iOS 8”のリリースに伴うもの。“iOS 8”をアップデートするには空き容量が約5GB必要で、とくに容量の少ない16GBモデルでは空き容量不足によりアップデートが行えないケースが少なくなかった。今回提供される追加ボーナスは16GBモデルのiOS端末に保存してある写真や動画をまるごとバックアップできるサイズになっており、“iOS 8”へアップデートするためにデータを消して空き容量を確保したいユーザーにとっては福音と言えるだろう。

“カメラ バックアップ”機能の有効化で15GBのボーナス。アプリ上では3GBと表示されるが、編集部にて15GB得られることを確認している。
“OneDrive”は6月に無償ストレージが倍増化されており、今回のボーナスを得ると合計30GB(一部の古参ユーザーは40GB)のストレージが無償で利用できるようになる

 なお、今回のキャンペーンの恩恵を受けるにはiOS版「OneDrive」の“カメラ バックアップ”機能を有効化するだけでよい。Windows版、Windows Phone版、Android版のアプリを使っているユーザーも、“カメラ バックアップ”機能を有効化すれば同様の特典が得られる。キャンペーン期間は9月末まで。

(樽井 秀人)