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独立行政法人情報処理推進機構、「IPAmj明朝フォント」をバージョンアップ

国際標準規格に基づいて利用できる文字が約4000文字追加

「IPAmj明朝フォント」v003.01

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は19日、人名などに利用されている約6万字の漢字を収録したOpenTypeフォント「IPAmj明朝フォント」の最新版v003.01を公開した。現在、IPAのWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

 「IPAmj明朝フォント」は、戸籍や住民基本台帳ネットワークシステムで必要とされる文字フォントを各種行政機関で統一して利用可能とするために開発されたフォント。JIS規格などには収録されていない人名漢字などを多数含み、公的な文書の印刷に耐える高い品質を備える。

 今回のバージョンアップは文字に関する国際標準規格(“ISO/IEC 10646:2014”と“Ideographic Variation Database”の更新を受けたもので、国際標準規格に基づいて利用できる文字が新たに約4,000文字追加された。

ソフトウェア情報

「IPAmj明朝フォント」
【著作権者】
独立行政法人情報処理推進機構
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7など(編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
003.01(14/09/19)

(市川 祐吉)