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オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.5.5が公開

同梱の「OpenSSL」ライブラリをv1.0.1iへアップデート、9件の脆弱性を修正

「WinSCP」v5.5.5

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.5.5が、21日に公開された。Windows XP/Server 2003以降、Windows 8.1/Server 2012 R2までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 今回のアップデートでは、同梱の「OpenSSL」ライブラリがv1.0.1iへとアップデートされた。同バージョンの「OpenSSL」では、さほど深刻ではないものの9件の脆弱性が修正されており、アップデートが推奨されていた。

 そのほかにも、FTPサーバーソフト「ProFTPD」との互換性向上をはじめとした開発版のv5.6系統でテスト済みの改善がいくつか盛り込まれている。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Prikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003以降、Windows 8.1/Server 2012 R2まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.5.5(14/08/21)

(樽井 秀人)