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ペイントソフト「FireAlpaca」に“線画抽出フィルタ”が追加

指定されたレイヤーから線画のみを抽出することが可能に

「FireAlpaca」v1.1.6

 firealpaca.comは11日、シンプルで軽快に動作するペイント系グラフィックソフト「FireAlpaca」v1.1.4を公開した。本バージョンの主な変更点は、“線画抽出フィルタ”を追加したこと。

 v1.1.4で追加された“線画抽出フィルタ”とは、指定された画像から余計なゴミなどのノイズを取り除き、抽出された線画のみを表示させることができる機能。紙などへ描いた下書きをスキャンした際、消し痕や余計な線の残滓などの除去を綺麗におこなえる。線画の抽出はレイヤー単位で可能なため、必要な線画のみを抽出した画像レイヤーを作業ウィンドウの最前面に表示し、元の線画を確認しつつ彩色や下絵の追加を行うことが可能になった。

線画を抽出する前のデータ
抽出後。余計な色が消えて線画のみになった

 なお、現在の最新版は18日に公開されたv1.1.6となっており、強制終了への対処や“線画抽出フィルタ”の改善などが施されている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「FireAlpaca」
【著作権者】
firealpaca.com
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.6(14/08/18)

(市川 祐吉)