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「Wireshark」の最新安定版v1.12.0が公開。「Wireshark 2 Preview」も

旧安定版となったv1.10系統にも最新版のv1.10.9が。4件の脆弱性を修正

「Wireshark」v1.12.0

 Wireshark Foundationは7月31日、オープンソースで開発されているクロスプラットフォーム対応のパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新版v1.12.0を公開した。v1.10系統に代わる新しい安定版となる。

 「Wireshark」は、「WinPcap」(Unix系OSの場合は「libpcap」)でキャプチャーしたパケットを解析し、そのプロトコル・送信先・通信データなどといった詳細情報を表示するネットワークツール。現在、Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows版のインストーラーは窓の杜からもダウンロードできる。

 新しい安定版となるv1.12.0ではWindows版のインストーラーが改善され、アップデートする際に旧バージョンのアンインストールをウィザードによる対話なしに行えるようになった(サイレントアンインストール)。必要な場合ならば、ウィザードを利用したアンインストールを選択することも可能。またプロトコル解析機能にもさまざまな改善が施されている。

 また、Windowsインストーラー版には「Wireshark 2 Preview」が含まれており、一足先に「Wireshark 2」のユーザーインターフェイスをテストすることが可能。「Wireshark」v1.12.0ではGUIフレームワークに「GTK+」が利用されているのに対し、「Wireshark 2」では「Qt」が用いられる。

「GTK+」から「Qt」ベースになった「Wireshark 2 Preview」

 なお、旧安定版となったv1.10系統にも最新版となるv1.10.9が提供されている。このバージョンでは4件の脆弱性が修正されているので、利用中のユーザーは早めにアップデートしておこう。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/Server 2008/Server 2008 R2/7/Server 2012/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.12.0(14/07/31)