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プラムシステムズ、Windows 8対応のOpenVPNクライアント「vpnux Client」を無償公開

拡張プラグインにより企業向けのカスタマイズも柔軟に

「vpnux Client」v1.2.6.0

 プラムシステムズ(株)は25日、Windowsプラットフォーム向けの“OpenVPN”クライアントソフト「vpnux Client」を公開した。Windows XP以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4が必要。

 「vpnux Client」は、「vpnux Connector Lite」の後継となる国産の“OpenVPN”クライアント。開発元のプラムシステムズは“OpenVPN”の日本語情報サイト“OpenVPN.JP”の運営や“OpenVPN”を利用したVPNシステムの構築を手がけており、そこで得られた経験や知見をもとに機能の強化と安定性の向上が図られている。

 「vpnux Client」を利用すれば、自宅や外出先から簡単に社内の“OpenVPN”サーバーへ接続可能。サーバーへの接続設定はすべてGUIで行える。また、接続プロファイルを複数作成して切り替えることも可能。

サーバーへの接続設定はすべてGUIで。複数の接続プロファイルが作成できる

 さらに、Windows 8にも対応。最新のTUN/TAPデバイスドライバーをサポートしており、管理者権限なしで実行することができる。また、拡張プラグインにより“Active Directory”と連携させたり、デバイス制限機能をもたせたりすることが可能。企業向けのカスタマイズも柔軟に行える。

ソフトウェア情報

「vpnux Client」
【著作権者】
プラムシステムズ(株)
【対応OS】
Windows XP以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.6.0(14/07/25)

(樽井 秀人)