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“Meteor Showers”プラグインなどを同梱した「Stellarium」v0.13.0

流星群の放射点を星空にアイコンとして表示できるほか、流星群の検索が可能に

「Stellarium」v0.13.0

 星座のイラストを星明かりに重ねて表示できる3Dプラネタリウムソフト「Stellarium」の最新版v0.13.0が、19日に公開された。最新版の主な変更点は、流星群の放射点を表示できる“Meteor Showers”プラグインが追加されたこと。

 “Meteor Showers”プラグインを有効にすることで、流星群の放射点を星空にアイコンとして表示できるほか、天体のキーワード検索の対象に流星群を加えられる。また、天体の検索ダイアログの[Lists]タブにあるプルダウンメニューで[Meteor Showers]項目を選択すれば、流星群の一覧リストを表示することが可能。

 “Meteor Showers”プラグインは“環境設定”ダイアログの[プラグイン]タブで“Meteor Showers”画面を開き、“起動時に実行”チェックボックスをONにすることで利用可能。また、プラグインの設定ダイアログの“設定”タブから、起動時に流星群の放射点を星空に表示したり、放射点の表示・非表示を切り替えるボタンをツールバーに表示したりすることが可能。さらに、設定ダイアログの[Search Events]タブからは期間を指定して流星群を検索できる。

プラグインの設定ダイアログの“設定”タブ
期間を指定して流星群を検索

 そのほか、ショートカットキーで指定した倍率にズームイン・アウトできる“Field of View”プラグインや、マウスカーソル位置の座標を表示する“Pointer Coordinates”プラグインなども追加された。

 本ソフトは、Windows XP以降などに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Stellarium」
【著作権者】
Stellarium Developers
【対応OS】
Windows XP以降など(編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.13.0(14/07/19)

(長谷川 正太郎)