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“紙copi”が5年ぶりのメジャーバージョンアップ、“Dropbox”との連携機能を搭載

Windows 8.1や64bit環境に対応したほか、Webページなどの取り込み機能を刷新

「紙copi 3」v3.00

 初版公開から15年目を向かえた老舗スクラップブックソフト“紙copi”シリーズの最新版「紙copi 3」が、22日に公開された。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1に対応する3,600円(税抜き)のシェアウェアで、試用期間は30日。現在、“紙copi”の公式サイトからダウンロードできる。

 “紙copi”シリーズは、Webページや文書ファイル内のテキストや画像をドラッグ&ドロップで手軽に登録できるスクラップブックソフト。最新版の「紙copi 3」では、オンラインストレージサービス“Dropbox”との連携機能が新たに搭載されている。

 Dropboxとの連携機能により、Dropboxを介して一般的なフォルダにあたる“箱”ごとに他のPCと同期できるようになった。Dropbox連携機能を利用するには、Dropboxのクライアントソフト「Dropbox」がインストールされている環境で、“箱”の右クリックメニューから[Dropboxの同期対象とする]項目を選択すればよい。

 また、Windows 8.1や64bit環境に対応したほか、Webページなどの取り込み機能を一から作り直し、HTML5やCSS3といったフォーマットに対応した。これにより、JavaScriptが使用されたWebページなども正確に取り込めるようになっているという。そのほか、画面デザインも一新されてシンプルなものになったほか、メニューバーを非表示にしても右端の歯車型ボタンから各メニュー項目へアクセスできるようになっている。

 なお、フリー版の「紙copi Lite」は旧版のv2.97から更新されていない。

ソフトウェア情報

「紙copi 3」
【著作権者】
洛西 一周 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
シェアウェア 3,600円(税抜き)
【バージョン】
3.00(14/07/22)

(長谷川 正太郎)