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Evernote、より手早くWebページをクリップ可能になった「Evernote Web Clipper」v6.2

クリップ完了後のポップアップからそのノートをリマインダーへ登録可能に

「Evernote Web Clipper」v6.2

 米Evernote Corporationは17日(現地時間)、閲覧中のWebページを“Evernote”へ手軽にクリップできる「Google Chrome」用の拡張機能「Evernote Web Clipper」の最新版v6.2を公開した。最新版の主な変更点は、ポップアップなどのデザインを改良し、使い勝手をさらに向上したこと。

 まず大きく変わったのは、本拡張機能のボタンを押すと表示されるポップアップのデザイン。これまでのサイドバー型から、機能をコンパクトにまとめたバルーン型のデザインに変更された。これにより、クリップしようとしているWebページのより多くの面積を閲覧しながらクリップ作業が行えるようになっている。

 さらに、従来は最下部にあった[保存]ボタンがポップアップの最上部へ移動したことにより、すぐにWebページをクリップする際のマウス移動量を削減している。また、注釈の書き込み関連のツールは初期状態では非表示になり、Webページのスクリーンショットを撮影した際にのみ表示される仕様になった。

 加えて、クリップ完了後のポップアップからそのノートをリマインダーへ登録できるようになった。また、クリップする際のポップアップが表示されている間はマウスカーソルがマーカーツールに変化し、範囲選択した箇所を強調表示してクリップできる仕様になった。

スクリーンショットを撮影した際にのみ注釈の書き込み関連のツールが現れる
クリップ完了後のポップアップからそのノートをリマインダーへ登録

 そのほか、クリップ後にポップアップで表示される関連ノートを非表示にしたり、ポップアップそのものを表示しなくするオプションが追加された。また、クリップ先のノートブックを選択する際の検索欄で、インクリメンタルサーチが可能になっている。

クリップ後のポップアップに関するオプション
クリップ先のノートブックを選択する際の検索欄で、インクリメンタルサーチが可能に

 本拡張機能は、「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版Windows 7上の「Google Chrome」v36.0.1985.125で動作確認した。現在同社のWebサイトや“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Evernote Web Clipper」
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
(編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.2(14/07/17)

(長谷川 正太郎)