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メディアプレイヤー「RealPlayer」の旧バージョンに脆弱性、最新版には影響なし

Windows XP/Vista向けの「RealPlayer Classic」には更新が提供されていないので注意

「RealPlayer」v17.0.11.0

 米RealNetworks, Inc.は27日(現地時間)、メディアプレイヤー「RealPlayer」の旧バージョンに脆弱性が存在することを明らかにした。

 同社によると、v17.0.8.22より前のバージョンのWindows版「RealPlayer」にはMP4ファイルの再生処理に問題があり、フォーマットが不正な場合にバッファオーバーフローが発生する恐れがある(CVE-2014-3113)。現在公開されている「RealPlayer」の最新版は17日付けでリリースされた「RealPlayer Cloud for Windows」v17.0.11.0で、このバージョンであれば脆弱性の影響は受けない。

 ただし、Windows XP/Vista向けに提供されている「RealPlayer Classic」はv16.0.3.51のままアップデートされていないので注意。脆弱性の影響を受ける恐れがある。

ソフトウェア情報

「RealPlayer Cloud for Windows」
【著作権者】
RealNetworks, Inc.
【対応OS】
Windows 7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.0.11.0(14/06/17)

(柳 英俊)