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プレゼンテーションモードが追加された「Evernote for Windows Desktop」v5.4

ノートを全画面表示し、カーソルキーなどでページ送り

「Evernote for Windows Desktop」v5.4
プレゼンテーションモード

 米Evernote Corporationは14日(現地時間)、オンラインメモサービス“Evernote”のWindows用クライアントソフト「Evernote for Windows Desktop」の最新版となるv5.4.0.3698を公開した。最新版の主な変更点は、Mac版やiOS版ではすでに実装されているプレゼンテーションモードが、プレミアムユーザー向けに追加されたこと。プレゼンテーションモードは、無償ユーザーでも30日間試用可能。

 プレゼンテーションモードは、ノート表示ペインのツールバーにある[プレゼンする]ボタンを押すことで利用でき、ノートを全画面で表示できるほか、マウスカーソルがレーザーポインター風に変化し、移動させると軌跡が残るようになる。また、カーソルキーの上下やスペースキーなどでノートをスクロールできるほか、ノートブック内に複数のノートがある場合にはカーソルキーの左右などで前・次のノートへページを移動可能。

 さらに、複数のノートを選択するとノート表示ペインに現れるポップアップから[目次ノートを作成]ボタンを押して“目次ノート”を作成すると、指定したノートのみを使ってプレゼンテーションができる。また、複数の写真を掲載したノートをプレゼンテーションモードにして写真をクリックすると、写真のみを全画面表示してカーソルキーの左右で前・次の写真へ移動可能。

“目次ノート”を作成
写真のみを全画面表示
ナイトモード

 そのほか、デュアルディスプレイに対応しており、1つのディスプレイでプレゼンテーションモードの全画面表示を行い、もう1つのディスプレイへメインウィンドウを移動して編集やノート切り替えの作業を行うといったことが可能。また、背景を黒、文字を白で表示するナイトモードでプレゼンテーションを行うこともできる。

 本ソフトは、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Evernote for Windows Desktop」
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
(編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.4.0.3698(14/05/14)

(長谷川 正太郎)