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Mozilla、「Firefox 30」のベータ版を公開

[サイドバー]ボタンを実装。プラグインのホワイトリスト機能も有効化

「Firefox」v30.0b1

 Mozillaは1日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 30」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。

 新デザイン“Australis”が導入された「Firefox 29」と打って変わり、「Firefox 30」は比較的小規模なアップデートとなっている。たとえば、ユーザーインターフェイス関係の変更点は[サイドバー]ボタンが実装されたことのみ。このボタンはブックマークや履歴のサイドバーをすばやく表示するためのもので、カスタマイズ画面からツールバーやメニューパネルへ追加できるようになっている。

ブックマークサイドバーや履歴サイドバーをすばやく表示できる[サイドバー]ボタンが追加

 また、本バージョンではプラグインのホワイトリスト機能が実装されている。「Adobe Flash Player」「Microsoft Lync」「Skype」といったあらかじめホワイトリストに登録済みのプラグインを除き、サードパーティー製のプラグインは原則として“Click-to-Activate(クリックで有効化)”機能の対象となり、ユーザーの許可なしに読み込まれなくなる。

 なお、アドオンはこれまで通り利用できるので安心してほしい。

ソフトウェア情報

「Firefox」Windows向けベータ版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
30.0b1(14/05/01)

(柳 英俊)