Microsoft、「Script Browser for Windows PowerShell ISE」を無償公開

「Script Browser for Windows PowerShell ISE」v1.0

　米Microsoft Corporationは15日（現地時間）、「Windows PowerShell ISE」のアドオン「Script Browser for Windows PowerShell ISE」v1.0を公開した。Windows 7/Server 2008 R2/8/Server 2012/Server 2012 R2に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

　「Script Browser for Windows PowerShell ISE」は、同社が運営する“PowerShell”ユーザーのためのポータルサイト“Microsoft スクリプト センター”で公開されているPowerShellのサンプルスクリプトを、スクリプティング環境「Windows PowerShell ISE」から直接検索・ダウンロードできるようにするアドオン。わざわざブラウザーを開くことなく、9,000以上ものサンプルコードへすばやくアクセスできるようになる。

　本アドオンをインストールすると、「Windows PowerShell ISE」のサイドパネルに［Script Browser］と［Script Analyzer］という2つのタブが追加される。

　［Script Browser］タブでは、サンプルスクリプトの検索が可能。複数のサンプルを選択して一括でダウンロードしたり、気になるサンプルを“お気に入り”へ追加することもできる。

　一方、［Script Analyzer］タブでは、「Windows PowerShell ISE」で編集中のスクリプトを分析することが可能。スクリプトで発見された問題点や、改善の余地のある点を指摘してくれる。ダブルクリックで当該箇所をハイライトしてくれるのも便利だ。

［Script Browser］タブ

［Script Analyzer］タブ

　なお、動作には.NET Framework 4.5以降と「Windows Management Framework」v3.0以降に加え、「Windows Search Service」が必要。