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Opera、新しいUIスタック“Aura”をサポートした「Opera 21 Next」を公開

アドレスバーに完全なURLを表示するオプションも追加

「Opera Next」v21.0.1432.31

 ノルウェーのOpera Software ASAは28日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新ベータ版「Opera Next」v21.0.1432.31を公開した。「Opera 21 Next」における主な変更点は、“Aura”がサポートされたこと。

 “Aura”は、プラットフォーム依存コードの排除を目的とする新しいユーザーインターフェイススタックで、OSがネイティブで提供するウィジェット(ウィンドウやボタンなどのGUI部品)を利用せず、トップレベルウィンドウ以外のウィジェットはすべてGPUによってハードウェアでレンダリングされるようになる。インターフェイスのアニメーションが滑らかになったり、全体のレスポンスがよくなるほか、将来のユーザーインターフェイスの変更が容易になるという。「Google Chrome」ではすでに採用されている。

 そのほかにも、アドレスバーのURLを完全に表示するオプションが追加された。「Opera」のアドレスバーでは、“http://”や“https://”といったURIスキームが省略され、ドメインやパスなどといった一般ユーザーにとって必要最小限の情報だけが表示されるが、このオプションを有効化すると完全なURLが表示されるようになる。このオプションは主に開発者向けに提供されており、“詳細設定を表示する”オプションが有効な場合だけ設定画面に表示される。

オプションを無効化した状態(初期状態)
オプションを有効化した状態

ソフトウェア情報

「Opera Next」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.0.1432.31(14/03/28)

(柳 英俊)